日本の伝統的工芸品 秋田杉の曲げわっぱ

こんにちは!ゆるモクです。先日、家族で秋田県へ旅行に行ってきました!ずっと憧れていた曲げわっぱのお弁当箱との出会いや、美しい藍染め体験など、日本の伝統と木の温もりを存分に感じられる、心豊かな旅になりました。
今回は、そんな秋田旅の思い出をたっぷりご紹介していきますね。
1. はじめに:秋田への旅、心ときめく出会い
日々の暮らしの中で、ふと日本の伝統文化や、自然素材の温かさに触れたいなと思うことはありませんか?私の場合、特に木の温もりを感じるものに強く惹かれています。そんな中で、いつか手に入れたいと願っていたのが、秋田が誇る伝統工芸品「曲げわっぱ」でした。
そして今回、家族旅行で秋田を訪れることになり、「これは絶好のチャンス!」と出発前からワクワクしていました。ただ観光するだけでなく、秋田ならではの「ものづくり」体験を通して、もっと深く地域の文化に触れてみたい。そんな想いを胸に、秋田への旅が始まりました。
2. ついに購入!憧れの伝統工芸品「曲げわっぱ」

秋田を旅する中で、最も楽しみにしていたことの一つが、曲げわっぱのお弁当箱を手に入れることでした。
「大館曲げわっぱ」は、約400年の歴史を持つ秋田県の伝統工芸品です。主に天然秋田杉を薄く剥ぎ、熱湯に浸して柔らかくしてから曲げて作られます。職人さんの高い技術と、木が持つ本来の美しさが融合した、まさに芸術品なんです。
お店でたくさんの曲げわっぱが並んでいるのを見た時、どれも本当に美しくて、しばらく見とれてしまいました。手に取ってみると、驚くほど軽くてなめらか!杉の優しい香りがフワッと漂い、思わず深呼吸してしまいます。通気性が良いのでご飯が傷みにくく、冷めても美味しく食べられるという機能性も兼ね備えているんです。
私が今回選んだのは、シンプルな小判型のお弁当箱。娘のお弁当にも使えるサイズ感と、飽きのこないデザインが決め手でした。「これから毎日使うのが楽しみだね!」と娘と話しながら、大切に持ち帰りました。

3. 旅の思い出を形に。藍染め体験でオリジナルランチョンマット作り

曲げわっぱのお弁当箱と合わせて、食卓を彩るアイテムも欲しくなり、旅の途中で藍染め体験ができる工房へ立ち寄りました。
藍染めは、日本の伝統的な染色方法で、深い藍色「ジャパンブルー」と呼ばれる美しい色合いが特徴です。布を絞ったり、折りたたんだりして模様を作る工程は、まるで理科の実験のようでもあり、芸術作品を作り出すかのようでもあり、大人も子どもも夢中になれる時間でした。
娘はどんな模様にしようか真剣に考え、紐でギュッと布を縛ったり、ゴムで留めたり。青い染料に浸して、空気に触れさせると色がだんだん変化していく様子に、「わー!色が変わった!」と大興奮していました。
そして、世界に一つだけのオリジナルランチョンマットが完成!自分が選んだ柄が、美しい藍色でくっきりと浮かび上がった時は、本当に感動しました。このランチョンマットを見るたびに、秋田での楽しい思い出が蘇ることでしょう。
4. 秋田空港に降り立つ!木の温もりに包まれる空港ラウンジ

帰りの飛行機に乗る前に、最初に足を踏み入れたのが秋田空港の空港ラウンジとロビーです。その瞬間、私は思わず「わぁ!」と声を上げてしまいました。
空港ラウンジでは天井や壁、柱など、空間全体にふんだんに木材が使われていたんです。空港というと、モダンで無機質なイメージを持つ方も多いかもしれませんが、秋田空港のラウンジとロビーはまるで大きな木の温かい空間に包まれているかのようでした。木の香りがほんのりと漂い、旅の疲れが到着するなり癒やされていくのを感じました。
こんなに開放的で、かつ木のぬくもりを感じられる空港ラウンジは初めてで、娘も「広いねー!木のにおいがする!」と興味津々。秋田らしさを帰り際まで感じさせてくれる、素晴らしいおもてなしでした。
5. 旅の余韻を楽しむ。曲げわっぱ&藍染めランチョンマットでランチタイムジ
秋田から帰ってきてすぐ、さっそく購入した曲げわっぱと、自分で藍染めしたランチョンマットを使って、家族でランチタイムを楽しみました。
曲げわっぱに彩り豊かなおかずとご飯を詰めて、藍染めのランチョンマットの上に置くと、いつもの食卓がまるで料亭のよう!杉の香りが食欲をそそり、冷めてもご飯がふっくらと美味しくて、娘も「お弁当箱、いいにおい!」とモリモリ食べてくれました。
自分で作ったランチョンマットの上で食べるご飯は、また格別です。これから、毎日のお弁当や休日のピクニックなど、様々なシーンでこの曲げわっぱと藍染めマットが大活躍してくれることでしょう。使い込むほどに味わいが増す木の製品と、色あせない思い出が刻まれた布。どちらも大切に、長く愛用していきたいと心から思っています。
6. おわりに:秋田の旅が教えてくれた、豊かな暮らしのヒント

今回の秋田旅行は、私たち家族にとって、たくさんの「出会い」と「気づき」を与えてくれました。
木の温もりに包まれた秋田空港、職人さんの技が光る美しい曲げわっぱ、そして日本の伝統色に触れる藍染め体験。普段の生活の中ではなかなか意識しない、自然素材の持つ力や、手仕事の素晴らしさを改めて感じることができました。
旅で得た感動を、日々の暮らしに取り入れていくこと。「木のある暮らし」や「手作りの温かさ」は、私たちの心を豊かにし、家族の笑顔を育んでくれる大切な要素だと改めて感じています。
皆さんも、秋田の地で、木のぬくもりと日本の美に触れる旅をしてみませんか?きっと、あなたの暮らしをより豊かにする、素敵なヒントが見つかるはずですよ。