【修善寺】遊歩道散策と竹林の小径

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娘と初めての特急列車旅。そして、私もずっと訪れてみたかった修善寺温泉。木の温もりを感じられる場所がたくさんあると聞き、出発前からワクワクが止まりませんでした。

こんにちは!関東で6歳の娘と暮らすゆるモクです。先日、私たち家族は特急「踊り子」に乗って、自然豊かな伊豆・修善寺温泉へ家族旅行に行ってきました!

今回は、修善寺駅のユニークな仕掛けから、ホテルでのんびり過ごした時間、幻想的な竹林の小径まで、見どころ満載の旅の様子をお伝えしていきますね。

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木のぬくもりに魅せられ、日々の暮らしに木を取り入れているゆるモクです。 このブログでは、お気に入りの木製品や、旅先で出会った心落ち着く木質化スポットをご紹介していきます。また、お子さんから大人まで楽しめる木育イベントや、木の魅力を再発見できるような情報も発信していく予定です。
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1. はじめに:特急「踊り子」に乗って、伊豆・修善寺へ!

「踊り子号に乗ってみたい!」という娘のリクエストもあり、今回の旅は電車移動に決定。ゆったりと景色を眺めながらの列車旅は、飛行機や車とはまた違う魅力がありますね。娘は窓の外を流れる景色に夢中になり、私も普段の慌ただしさを忘れ、のんびりとした時間を過ごすことができました。

修善寺を選んだのは、温泉はもちろん、竹林の小径などの自然豊かなスポットが多く、子連れでも楽しめる場所だと聞いたからです。そして何より、木のぬくもりを感じられる場所がたくさんあると知り、私のアンテナがピピっと反応しました!


2. 修善寺駅に到着!見どころいっぱいの駅構内

東京駅から約2時間、特急「踊り子」は無事に修善寺駅に到着!駅に降り立った瞬間から、そのユニークな雰囲気に心を奪われました。

ユニークな「温泉が出る蛇口」にびっくり!

まず娘が駆け寄ったのは、ホームにある**「温泉が出る蛇口」**!「わー!本当にあったかいお湯が出る!」と大興奮。手湯として楽しむことができ、旅の疲れがじんわりと癒されるようでした。こんな面白い仕掛けがあるなんて、旅の始まりからサプライズですね。

木のぬくもり感じる駅舎に心和む

そして、駅舎に入ると、そこには美しい木質化された空間が広がっていました。修善寺駅は2013年にリニューアルし、駅近くの広場も人工芝となりキレイに整備されていました。天井や壁にはふんだんに木材が使われていて、木の香りがふわっと漂ってきます。

天井に使用されている天城杉1伊豆半島の天城山地で育つスギです。その木材は、強度が高く、住宅や建具などの建築用材として利用されています。また、地元の木材として利用されて、地域循環型社会の推進にも貢献。

特に印象的だったのが、2020東京オリンピック(開催は2021年)の自転車競技施設をモチーフにしたという、ダイナミックなデザインデイカウンターボードです。駅舎の中に競技場のバンク(傾斜)を思わせるような曲線的なデザインが取り入れられていて、それが木材で表現されているんです。木の温かみと近代的なデザインが融合した、とても素敵な空間でした。開催後は、駅利用者のベンチとして使われています。

駅構内にある時計も、もちろん木製。ここにも木の優しい手触りがあり、訪れる人々に温かい印象を与えていました。まるで大きな木に迎えられているようで、旅の疲れも吹き飛ぶような、心地よい空間でしたよ。


3. 伊豆マリオットホテル修善寺で、自然満喫ステイ

今回宿泊したのは、修善寺駅から少し足を延ばした場所にある「伊豆マリオットホテル修善寺」。広大な敷地の中に佇むホテルで、到着するなりその開放感に心が躍りました。

ホテル敷地内には豊かな自然が広がり、温泉に入るだけでなく、家族でゆったりと散策を楽しめます。

駐車場横には、わなげをする場所もありました。常設しているようで、いつでも遊べます。正面に富士山を見ながら、気持ちよく遊べましたよ。

娘は芝生を駆け回ったり、落ち葉を拾ったり、都会ではなかなかできない体験に大喜び。遊歩道を散策していると、可愛い枝付き松ぼっくりや球果を発見。森からの素敵な宝物に出会えました。

マリオット修善寺からラフォーレ修善寺までの道中、バーベキュー場の横にあるふわふわドーム(トランポリン)で気持ちよさそうに休憩中。澄み切った空富士山の絶景で気持ちの良い時間を過ごせました。

ホテルの中でも、木をふんだんに使ったロビーや客室は、私たち家族にとって最高の癒やし空間でした。大浴場も木の香りが漂い、心身ともにリラックスできましたよ。


4. 「竹林の小径」で非日常体験!

修善寺といえば外せないのが、幻想的な「竹林の小径」。ホテルから車で少し移動して、いざ散策へ!

小径に入ると、ひんやりとした空気に包まれ、頭上には高く伸びた竹の葉が、太陽の光を美しく透過させていました。風が吹くたびに竹が擦れ合う「サワサワ」という音も心地よく、まるで別世界に迷い込んだような感覚になります。

娘も竹の高さに驚いたり、竹の幹を触ってみたりと、五感を使って自然を感じているようでした。小径の途中にある円形のベンチに座って、竹林の景色をじっくり眺めるのもおすすめです。子どもと一緒に、日本の風情を感じながら心穏やかな時間を過ごすことができました。


5. 修善寺温泉街の散策と、立ち寄りスポット

竹林の小径の後は、修善寺温泉街をぶらぶらと散策しました。


石畳の道沿いには、趣のある旅館やお土産物屋さんが立ち並び、昔ながらの温泉街の風情が漂っています。私たちは、名物の「修善寺まんじゅう」をいただいたり、川沿いの足湯に浸かってみたり。娘は可愛いお土産探しに夢中でした。

小さな射的屋さんやスマートボールなど、昔懐かしい遊びができるお店もあり、子どもも大人も童心に帰って楽しめるスポットがたくさんありますよ。

6. おわりに:心と体が満たされる、修善寺

特急「踊り子」に乗って訪れた修善寺温泉の旅は、期待以上に心と体が満たされる素晴らしい体験となりました。

駅に着いた瞬間から木の温もりに包まれ、温泉や豊かな自然、そして家族との温かい時間に癒された二日間。娘も「また電車で旅行に行きたい!」と、最高の笑顔を見せてくれました。

「木のある暮らし」を大切にする私たち家族にとって、修善寺はまさに理想的な旅先でした。皆さんも、日常を離れて、修善寺の自然と木の癒やしに包まれる旅に出てみませんか?

  1. 脚注1
    天城山で最も大きな杉の木である「太郎杉」のことを指すこともあります。高さは53m、根回り13.6m、幹回り9.73mという巨木で、静岡県指定の天然記念物となっています。 ↩︎
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